R.H
2013年入社/技術コンサルティング事業本部
東京技術部 技術チーム
関東地方にあるダムのメンテナンスを担当しています。
PROJECT STORY 03
R.H
2013年入社/技術コンサルティング事業本部
東京技術部 技術チーム
関東地方にあるダムのメンテナンスを担当しています。
BACKGROUND
私の主な業務は、ダム設備の点検や補修です。ダムは長期間にわたり安定して稼働することが求められるため、定期的なチェックが欠かせません。この点検作業の記録は紙を中心とした管理が多く、報告書を事務所に持ち帰って整理するなど、作業負担が大きい状況でした。また、点検結果の共有や過去データの確認にも非常に時間がかかります。時には緊急性の高い補修が必要なケースもあるため、スピーディな報告書対応が近年の課題でした。これらの業務を抜本的に改善するために取り組んだのが、デジタルを取り入れた新しいワークフローを構築するプロジェクトです。
SOLUTION
今回のプロジェクトは、タブレットを活用して現場で計測データなどの情報を入力できる仕組みを作るというものです。これにより、これまで事務所に戻ってから行っていた報告書作成業務の約40%を削減できました。点検結果をほとんどリアルタイムで共有できるようになり、過去の点検履歴を現場にいながら確認できるようになったことで、状況判断もしやすくなっています。また、私たちの業務では状況を記録するために必ず写真撮影を行います。その数は年間1万枚以上です。そうした画像データも瞬時に共有でき、検索時も以前のように探し回る必要がなくなったので、業務効率は格段に上がりました。
PROCESS
デジタルを導入する際に悩ましかったのは、すべてのスタッフが使える共通の報告書フォーマットを作成することです。ダムは立地条件をはじめ、一つひとつ性質が異なり、補修内容なども千差万別です。そうした中で共通で使用できる最適なフォーマットを模索しました。途中段階のフォーマットでは、手作業よりも時間がかかってしまったこともありましたが、この先に業務効率が大幅に改善される未来があることを信じ、改良を重ねました。実際に現場で使用しながら徐々に精度を高め、活用が進むにつれて業務効率の改善が見え始めました。今ではデジタル報告書が欠かせない存在となり、諦めずに取り組んで良かったと感じています。
現場で記録した情報をその場で確認・共有できるようになり、作業後の整理や確認にかかる時間が大きく削減されました。導入当初は戸惑いもありましたが、今ではこれがないことが想像できません。システムも改善されていくので、どんどん使いやすくなっていて助かります。